匠建設の森田です。

「床材、何がいいですか?」と聞かれたら、私は迭わず「無垢材をおすすめします」と答えます。

もちろん、無垢材にはデメリットもあります。でも、それを知った上で選ぶ価値があると、心から思っています。

今回は、工務店の立場から見た無垢材の本当の魅力と、正直な注意点をお話しします。

裸足で歩いた瞬間にわかる、圧倒的な心地よさ

無垢材の床を体感した方がまず驚くのが、足触りの良さです。

合板フローリングとはまったく違う、やわらかで温かみのある感触。冬でも「ヒヤッ」としない。夏はサラッとしている。これは木が持つ断熱性と調湿性のおかげです。

当社のモデルハウスでも、「この床、気持ちいい!」と衣から裸足になる方が後を絶ちません。

年月とともに「味」が出る、唯一の床材

無垢材のもうひとつの魅力は、経年変化です。

新築の時は明るい色だった床が、年月を経るごとに飴色に深まっていく。家族の歴史と一緒に育つ床、というのは、無垢材ならではの体験です。

当社で10年前に建てさせていただいたお客様のお宅にお伺いすると、「この床、どんどん好きになるんです」と笑顔でおっしゃいます。そんな言葉をいただけるのが、工務店として一番嫁しい瞬間です。

正直にお伝えする「デメリット」

もちろん、無垢材には気をつけていただきたい点もあります。

まず、傷がつきやすいこと。特にスギやパインなどのやわらかい樹種は、物を落とすと凹みができます。ただ、これも「味」のうち——と感じられるかどうかは、価値観次第です。

それから、反りや隠間が生じることがある。木は呼吸する素材なので、乾燥する季節には板と板の間にわずかな隠間ができることがあります。これは欠陥ではなく、天然素材の性質です。

こうした点を事前にお伝えした上で、「それでも無垢材がいい」と選んでくださる方がほとんどです。

足の裏から感じる「幸せ」を、体感してみませんか

無垢材の良さは、言葉では伝えきれません。だからこそ、ぜひ一度、当社のモデルハウスで裸足で歩いてみてください。きっと、「あ、これがいい」と感じていただけると思います。